98&その他改造コーナー?
ここでは98などの改造に成功された方のマシンをご紹介しています。
H11/2/02 PC-9821 XV13 W16改の改造?(情報提供:TSUGAWA & UTIKURA氏)
 これは元々、”セレロン300Aキット”を作るまでの私のメインマシンで、元は
PC-9821 XV13 W16というマシンです。
最初のCPUはペンティアム133でしたが、最終的にはK6-2-300をのせALL-SCSI化し128MBのメモリをのせ、333MHzで
動作する状態で、友人に格安で譲りました、始めは彼も満足していたようですが、私のクロックアップした”セレロン300A
キット”とG200+Voodoo2SLIのパフォーマンスを見て、”この98をDOS-Vマシンに改造する!”と思ったそうです。
 そしてついに完成したのがこのマシンです。

PC-9821から流用したものは
ケース  (背面はかなり通気性が向上しています??拡張スロット部に
カード固定用アルミ板を追加してあります)。
電源  (この98はATX電源です、そのまま使ってます、BH-6には延長ケーブル必要)
SCSI機器 (SCSIカード、HD(4.3GBx2)、CD-ROM)  Voodoo2  (Monster3D2、とりあえず一枚、そのうちもう一枚?)
新規購入パーツ
CPU   セレロン300A(今のところ463MHzで動作中、「クロックアップは自己責任で!」)
M/B   ABIT BH-6(電源との隙間なし,CPUガイドレールの出っ張りを少し削っています)
メモリ  64MB PC-100
ビデオカード  RIVA128ZX (PCIのビデオカードも使えないことはなかったのですが・・)
サウンドカード DCS S817 PCI-Sound Card(安かったので)
フロッピーディスクドライブ(PC-98用は使えなかった)
DOS-Vマシン用 キーボード、マウス  ATX電源延長ケーブル(BH-6はコネクタが遠いので)
LED(POWER SWITCHは流用)
外したもの
PC-98のマザーボード、K6-2、ゲタ(PL-ProMMX)、32MBのSIMMx4、Cバススロット(拡張カード込み)、
PC-98用キーボード、マウス、PCIのビデオカード、など
無理してPC-98の筐体を使うよりDOS-Vのケースを買うことをすすめたのですが、彼の決心は変わりませんでした、そして
これが完成しました。  今、彼は大変満足しています。 PS:Final RealityのOverAll は4.7ぐらいでした  


H10/3/26 Xa9(Pentium90)の改造。協力:古庄 大介氏
今回はXa9にゲタを使い
MMXPentium233をのせ、HDD(マイクロポリス・トマホーク)を増設しました。

氏はこの改造をする前MMX166をのせていた。
その時つけていた冷却用クーラーがあちこち
に見える。かなり冷却に気をつけたことをし
ておられたが、パワーリープを使いMMX233で
も問題無く動かす事ができた。ついでに、今
はやりの?マイクロポリスのウルトラワイド
SCSIのHDD・トマホークを変換コネクタを使用
しウルトラSCSIとして増設を試みた。以下は
その結果である。

結果
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.560 ★ ★ ★
使用機種Processor Pentium(MMX) 165.9MHz [GenuineIntel family 5 model 4 step 3]
解像度
1024x768 65536色(16Bit) Display [X]PC-9821 Xa7/9/10/12/13 Display GA-PGDXx/98PCI (S3) Display [X]
スタンダード ディスプレイ アダプタ (9821 シリーズ) Memory 81,356Kbyte
OS Windows 95 4.0 (Build: 950) Date 1998/ 3/26 19: 6
SCSI = Logitec LHA-521 PCI SCSI / Symbios Logic 53C8XX
A = FUJITSU M1606S-512 Rev 6236 B = GENERIC NEC FLOPPY DISK Q = MATSHITA CD-ROM CR-506 Rev 8S04
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
6706 11692 10356 17017 5830 4463 85 18 2672 1536 9783 A:10MB
改造後Processor Pentium(MMX) 232.3MHz [GenuineIntel family 5 model 4 step 3]
8012 16379 14510 17225 6445 5162 86 18 2817 1471 13638 A:10MB
マイクロポリス・トマホーク増設後
A = FUJITSU M1606S-512 Rev 6236
BCD = MICROP 4345WS Rev zC19
9563 16385 14512 17252 6494 5121 87 18 8365 8291 13649 B:10MB
となり、かなりの改善が見られた。変換コネクタを使用している為HDDの本来の力は発揮されてい
ないがそれでもかなりのパフォーマンスである。
古庄さんご協力有り難うございました。



H10/3/10 GATEWAY2000 P5-90の改造(マシン提供Sさん)



今回改造したのは、GATEWAY2000にPentiu
m90を載せたマシンです。チップセットは
TritonHXを採用しており、HDDはBigFOOT
(この頃のは超遅い)を2台載せておられま
す。使用OSはWindowsNTでありメモリを64
MB搭載。ビデオカードは、ATIのマッハ64
(ちっともマッハじゃないが...)です。
このケース、基本的にATケースなので早速
最近のATマザーに交換する事になった。
以下その結果...

マザボーはMB-586TXA1で
きまりです。これは何でも
ついていてお買い得です。
CPUはK6-233に風神セット
。BASE83で、250MHz駆動
させています。これで整数
演算はPenU300より速い!
実際に組み込んでみると、
オンボードでサウンドが載
っているためすっきりとな
りました。ベンチ計ってみ
るとBigFOOTが足を引っ張
っている。次はUltraSCSI
にしましょう!



H10/2/17 V10の改造
氏はV10の原発(水晶発振子)乗っ取り方式で230MHzで動かしている。

右下に見えるのが水晶発振子。この板は自作とのこと。
オシレータが熱を持つためヒートシンクをつけている(左下
以下は改造前のデータです。
HDBENCH Ver 2.560使用機種 Processor Pentium 99.7MHz
解像度 1024x768 256色(8Bit)
Display PC-9821 32 ビット ウィンドウ アクセラレータ (Cirrus)
Memory 40,416Kbyte OS Windows 95 4.0(Build: 1111)B
HDC = スタンダード IDE ハード ディスク コントローラ
A = GENERIC IDE DISK TYPE00 B = GENERIC IDE DISK TYPE00
C = GENERIC NEC FLOPPY DISK E = SONY CD-ROM CDU77E-NE

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
2709 6159 5539 3214 825 2175 16 3 1874 1869 5657 A:10MB


改造後(クロックアップ後)
左写真は原発のコントローラです。FEXT'97PLLといって、NIFTYの
Extender ForumのHPに詳細が載っています。
http://www.niftyserve.or.jp/forum/fext/
キットで売ってありますので自分で作る必要があります。
とりあえずベンチの結果
CPUはPentium200を使用
HDBENCH Ver 2.560使用機種 Processor Pentium
230.0MHz
解像度 1024x768 256色(8Bit)
Memory 40,416Kbyte OS Windows 95 4.0 (Build: 1111) B

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
4886 13593 11671 3816 1292 2489 16 5 3102 3112 13002 A:10MB
あまり速くなっていないがビデオ周りが遅いのでしかたないです。



H10/2/16 Xa7情報(加川氏 提供)
前回、Xa7eのMMX化などを行いましたが、今回はXa7の改造を行いました。(Xa7eとXa7は型番は似て
いますが中身は結構違いますので気をつけてください。) 改造方法は、Xa7eと同様にジャンパピンによる外部クロック
の66MHz化を行いました。 しかし、
Xa7では外部クロック60MHz,66MHzにするとパリティありのメモリー
を要求します。
そのため、今回はパリティ付きの16MB*2をあらかじめ用意しておきました。 現在パリティ付きと歌
ってパリティ付き、パリティ無しでも使えるパリティジェネレーターというものを搭載したメモリーもありますが、そのメ
モリーでは動いてくれないかもしれません。 IDE or PCI関係はXa7eと同様にMMX化すると使えなくなりますの
で、 P55csup.SYS
(P55csup.SYS"T.A.Labs.こと新井雄史氏作"はフリーソフトです。)で回避できますが、今回はHDDの
アクセス速度も要求した為、IO−DATAさんの
UIDE−98(写真左)を使用しました。 まず、IDE関係は全部
UIDEに移動して、98の設定で内蔵HDDは切り離しておきます。(ついでに、4.3GのHDDも増設しました。)
その後、パリティ付きのメモリーを装着。MMX200に設定したPL-PRO/MMX(Ver.400))Ver.400)とMMX200を装着
します。これでMMX200マシンの完成です。 パリティ付きのメモリーはスロット1、スロット2にさしますが(←当た
り前ですが)
スロット3、スロット4にはパリティ無しのメモリーを刺しても動きます。(Xa7の全部のロットで問題無い
とは言い難いでしょうけど。)標準の4MB*2や、いままで増設していたメモリーはこうやって使うと有効活用できますね。
UIDE−98を使うとHDDのアクセスランプが付かない様になります。 フロントパネルにあるHDDアクセス用のLED
をUIDE−98の方へケーブル延長して、 UIDE−98にあるLEDというコネクタにつなげる事でアクセスランプも
使用可能にすることが できました。(この方法は、UIDE−98のマニュアルには載っていません。)


結果
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.510 ★ ★ ★ 使用機種 Xa7/C8 Processor Pentium(MMX) 199.1MHz
[GenuineIntel family 5 model 4 step 4] 解像度 1024x768 256色(8Bit) Display PC-9821 TGUI9680XGi (Trident)
Memory 48,548Kbyte OS Windows 95 4.0 (Build: 1111) Date 1998/ 2/15 14:44
HDC = スタンダード IDE ハード ディスク コントローラ
HDC = I-O DATA Ultra ATA Bus Mastering Controller ABC = QUANTUM FIREBALL SE4.3A Rev API.
D = WDC AC2850F Rev 25.2 E = GENERIC NEC FLOPPY DISK F = SONY CD-ROM CDU76E-NE Rev 1.0d

ALL   浮  整  矩  円  Text Scroll DD Read Write Drive
6315 11426 12137 4815 2279 2588 30 1 9660 7589 B:10MB
グラフィック力は低いのですが、ゲームなどをしない環境であれば、HDDのアクセスは 早いし、CPUもそこそこの力が
ありますから体感は非常に良いマシンです。

※Cx2情報
Cx2の改造にあたっては、Kouji Tanaka K.Tank.(http://www2p.biglobe.ne.jp/~tank/) を参考にさせて頂きました。
この場を借りてお礼を申し上げます。

(1)外部クロックを80MHz化 & MMX化 外部クロックを標準の50MHzから80MHzにしました。(詳しくは
田中さんのホームページをみて頂いた方がよく分かります。) 80MHzにしたままだと、元のCPUがPentium75MHzの為、
Windows95の起動時に 熱暴走が原因と考えられますがフリーズしてしまいます。 (冷やせば、安定してくれるかも
しれません。ロット番号:SX969) そのため、ML-PRO/MMX(Ver4.00)を今回も使わせて頂きました。CPUはMMX200を
チョイス。(ML-PRO/MMXの設定はMMX166(2.5倍)にしておきます。)そうすると
80*2.5=200MHzで動きだします。これだけ
で今の所数日間つけっぱなしアプリケーションつかいまくりですが、全く問題は出ていません。

(2)HDDを増設 DOS/V用のベアドライブの増設を行います。 今回チョイスしたのは850MBの奴です。(これが
余っていたのでとりあえずつけました。(笑)) まず、標準HDDと増設HDDをそっくりそのまま入れ替えます。さて、
今からが問題で標準HDDを置く場所がまず困ります。そこで今回は、FDD増設用のスペースに入れる事にしました。この
標準HDDの電源は市販されている電源分岐ケーブルでCD−ROMなどから取ってきましょう。 標準HDD:マスター、
CD−ROM:スレーブにジャンパを設定してください。 データ用(?)のケーブルですが、これはCD−ROMがささって
いる方から取ります。
このIDEコネクタはケーブルを逆にさす構造になっているので、写真の様にコネクタの出っ張り(?)
を 削って入れられる様に
しました。 あとはこのケーブルを刺していくだけですが、、、、結構取り回しがきついのでがんばっ
てください。くれぐれもCPUファンなどに当たらない様に。。。 このままだと、CD−ROMがWindows95上からは
アクセスできますが、DOS上からはアクセス出来ません。これは NECCDM.SYS というファイルを結構新しい機種からコ○ー
してくれば、DOS上でも全く問題無く使える様になります。この要領で、4.3GBまでのHDDなら増設が可能です。
(
4.3GBを超すHDDは98のBIOSで認識できないので使えません。)



H10/1/31 Xa7eのすげー!!改造に成功された加川氏の98を紹介致します。以下、氏の弁

MMX換装の前の下準備
(1)MELCO WHP-PS4を増設。
(2)HDDをFDDの下に移動。(固定のための金具は自作。)これで、CPUの上ががら空きになるので非常に作業がしやすい。
(3)11番ピン足上げによる外部80MHz化の実行。
(4)(やらなくても良いのだが・・・)CPUソケット5の破壊。(笑)
 PL-PRO/MMXが斜めに刺さってしまうので破壊した。(汗)(破壊しなくても正常に認識してくれます。)

MMX化の実行。
用意するモノ。(1)PL-PRO/MMX (4.00) (2)P55-233 (3)P55csup.SYS MMXを乗せる前にconfig.sysにP55csup.SYS
を組み込む。(P55csup.SYS"T.A.Labs.こと新井雄史氏作"はフリーソフトです。) これで、内蔵IDE or PCIがMMX
換装しても使える様になる。
元のPentium75を取りはずし、PL-PRO/MMXにのせたP55-233を装着する。(PL-PRO/MMXの設定は、P55-233を使用)
これで、P55-233が80*3.5=280MHzで動き出す。

MMX化後の空冷について。
(1)WHP-PS4のグラフィックチップがえらく発熱してるので、ファンを装着。
(2)パソコン内部強制空冷のための巨大SANYOのファンを装着。

結果★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.510 ★ ★ ★
使用機種
Xa7e(改) Processor Pentium(MMX) 280.0MHz [GenuineIntel family 5 model 4 step 3]
解像度 800x600 256色(8Bit) Display GA-PII8/PCI Memory 7,604Kbyte OS Windows 95 4.0 (Build: 1111)
HDC = スタンダード IDE ハード ディスク コントローラ 

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Drive
14329 16093 17097 36150 5887 35877 406 25 1443 1679 A:10MB

MMX換装・WHP-PS4増設前のベンチマークをとっていないので、申し訳ないが、
同じバージョンの測定ではALLで2000を越すぐらいだった。

参考値として、V200のベンチマーク結果を。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.510 ★ ★ ★
使用機種 PC-9821V200 Processor Pentium(MMX) 199.7MHz [GenuineIntel family 5 model 4 step 4]
解像度 800x600 256色(8Bit) Display [X]スタンダード ディスプレイ アダプタ Display PC-9821 MGA-1064SG
Memory 28,824Kbyte OS Windows 95 4.0 (Build: 1111)
SCSI = Logitec LHA-301 SCSI Interface
HDC = スタンダード IDE ハード ディスク コントローラ

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Drive
12047 11484 12197 31540 9870 24364 275 24 3104 3548 B:10MB

加川さん資料提供有り難うございました。



八代からおこしの本田様のバリュースターV16をご紹介させて頂きます。

このマシン、元々はPentium166MHzでHDベンチ
の結果も芳しくなかったため下駄をはかせMMX
ペンティアム233MHzに載せかえることになった。
本当はK6-233MHzを載せたかったのですがK6を
載せるとまったく起動できませんでした。98は
ペンティアムなら下駄をはかせてうまく行くこ
とが多いようです。ちなみにカノープスのPWR
128Pにも挑戦したのですが、これもまったくだ
めでした。今は、GA-DRTV2/PCIをのせて動かし
ておられます。これでも98純正よりは、ずっと
早いとのこと。1998/1/10

Pentium166当時 ALL 4436
CPU  8635 10027
VIDEO 2863 2221 1880 10 0
DISK  2389 2770 9134

MMX233時 ALL 7895
CPU  13244 14412
VIDEO 8882 3618 3558 28 60
DISK  6216 3636 17380 FireBallのU-SCSI

 下駄をはかせた98の内部。
 提供有り難うございました。

●改造するとメーカー保証が受けられなくなりますのであしからず...
 みなさまの情報をお寄せ下さい。